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青年部「語り継ぎ」学習会を開催しました

青年部「語り継ぎ」学習会を開催しました
青年部「語り継ぎ」学習会を開催しました
青年部「語り継ぎ」学習会を開催しました
2月2日、ラッセホールにて青年部「語り継ぎ」学習会を開催し、59人の参加がありました。
現在、兵庫県は教職員の世代交代期であり毎年1,000人以上が退職し、1,000人以上が採用されており、この数年は大量退職大量採用が続くと言われています。この実態をふまえ、青年部ではこれまで先輩がとりくんでこられた兵教組のとりくみについて学ぼうと、運動方針に“兵教組運動の語り継ぎ”を位置づけています。
私たち青年層が採用されたときには、さまざまな勤務条件・制度がすでに整備されており、その状況があたり前のものとなっています。そのため、先輩のとりくみの跡がみえにくくなっています。
また、青年部を対象におこなった生活・職場実態アンケートでは、「自分がこの職に向いていないのではないか」「同じ職場に相談できる仲間がいない」等と悩む声が近年増えています。悩みを抱える青年の姿があり、組合活動の成果が職場に根付いていない実態もあるのです。その結果、青年層に組合活動の意義や価値が見えにくくなっており、先輩の築いてこられた“財産”(組合のとりくみの成果・歴史・意義等)を後の世代に伝えるためにも“語り継ぎ”が必要なのです。
全体会では、泉執行委員長から「兵教組運動の一断面」と題した講演がありました。兵教組はこれまで、地域に開かれた「ひょうご教育フェスティバル(兵庫県教育研究集会)」の開催、今年第33集となる『こどもの詩と絵』の発刊、阪神・淡路大震災以降続けてきた「1.17追悼の夕べ」の実施、組合員からのカンパを募り車椅子等の寄贈をおこなう「社会貢献事業」、「国際交流」など多分野にわたるとりくみを続けてきています。
これらが実現できたのは、兵教組の組織力があり、協力・協働の職場づくりを基本としたとりくみをすすめてきたからだということが分かりました。
分散会では、全体会の講演を受け少人数で意見交流をおこないました。支部・地区青年部の様子・とりくみや、これからどのような職場・青年部にしていきたいかということについても話し合いました。そして、組合活動の意義についても考えました。
兵庫の教育現場で働く仲間が集まり議論するからこそ、みえてくるもの・感じることがあります。多忙な今だからこそ、私たち青年教職員が職場・支部・県内の仲間と集まり、同じ時間を共有し、語り合い、青年部同士のつながりを強めることが大切です。将来、兵庫の教育を中心となって担う私たちに何ができるのか考え、私たちの手で、働きやすい職場を、これからの兵庫の教育をつくっていきましょう。

【参加者の感想】
・職場ではなかなか分からないような話があり、今回の話を職場で伝えていきたいと思いました。
・組合活動とは具体的に何をして、具体的にどのような成果があったのかがとてもよく分かりました。
・多くの青年部員が組合の意義・活動を知っていこうという意識を高められたらと思いました。
・各支部の青年部の方々と交流することは貴重な機会だと感じました。それぞれがとりくんでいることや悩んでいることを話すことで今後のとりくみの参考になりました。
・違う支部の方々と話ができ、支部によってずいぶん違いがあることが分かりました。参考になることがたくさんありました。
・他支部の方の話をきける機会はあまりないので、大変勉強になりました。自分の支部でとりくむべきことが見えたように思います。

社会貢献事業 車椅子・福祉自動車・児童養護施設支援 寄贈式

社会貢献事業 車椅子・福祉自動車・児童養護施設支援 寄贈式
社会貢献事業 車椅子・福祉自動車・児童養護施設支援 寄贈式
社会貢献事業 車椅子・福祉自動車・児童養護施設支援 寄贈式
兵教組は、多くの方々からの「協賛金」に支えられ、子どもたちへの就学支援や教育文化・社会貢献事業をおこなっています。今年度も(財)兵庫県学校厚生会、(財)兵庫県教育会館、(公財)日本教育公務員弘済会兵庫支部に共催いただき、「福祉自動車等支援事業」「車椅子支援事業」「児童養護施設等への支援事業」をすすめてきました。
寄贈式では、福祉自動車2台、車椅子3台を寄贈しました。また、児童養護施設等への支援事業では4施設に支援をおこないました。これらの事業を通じて、県内の障害者施設、特別支援教育に携わっている人々との連帯・交流を深めることができました。「ともに生き、ともに学ぶ」社会、「障害者の自立」をめざして、これらの支援事業が、みなさんの生活に少しでも役立てられることを願っています。
今後も、この事業の趣旨およびこれまでの経緯を踏まえ、兵教組の教育文化・社会貢献事業の充実と発展をめざします。引き続き皆様のご協力をお願いいたします。

第36回母と女性教職員の会 兵庫県集会

第36回母と女性教職員の会 兵庫県集会
第36回母と女性教職員の会 兵庫県集会
第36回母と女性教職員の会 兵庫県集会
1月26日(土)「子どもたちに平和な未来を~ともにつくろう いのちが大切にされる社会を~」をテーマに、「第36回母と女性教職員の会 兵庫県集会」をラッセホールにおいて開催し、保護者・退職教職員・地域の方々を含めた約200人が参加しました。
「母と女性教職員の会」の運動は、約60年前に始まりました。「わが子、教え子を再び戦場に送るな」をスローガンに、子どもたちの幸せをめざし、女性がいきいきと生きられるように、そして、憲法を守るために全国各地でとりくみを続けています。
全体会の記念講演では、島田妙子さん(一般財団法人児童虐待防止機構 理事長)より「幸せって何だっけ?~被虐待の淵を生き抜いて~」と題し、ご自身が虐待を受けた経験をもとに、本当の意味での児童虐待防止について提起を受けました。参加者からは「体験を直接伝えていただき、考えさせられた」「前向きな考えに心を動かされた」「生きる勇気を与えてくれるすばらしい講演だった」などの感想があり、一人ひとりが大人としてできることを考える時間になりました。
分科会では、問題提起を受けて意見を出し合い、活発な討議がおこなわれました。
第1分科会「平和と国際連帯」では、在日コリアンの子どもたちが韓国・朝鮮の文化や言葉を学ぶ「オリニソダン」のように、在日コリアンやニューカマーの子どもたちが自分のルーツを知り、言葉や文化を学ぶとりくみの大切さや課題について話し合いました。第2分科会「子どもの人権を考える」では、児童虐待や児童養護施設について理解するとともに、学校と児童養護施設のかかわりや教職員としての悩み、関係機関との連携などについて討議がありました。第3分科会「性別にとらわれず自分らしく生きる」では、保護者として、子ども・親・地域・学校がつながり合える地域の行事にかかわってきたことについて報告があり、違いを認め合うことの大切さやそれぞれの地域のとりくみについて意見を交流しました。
分科会参加者からは「さまざまな地域・いろいろな立場の参加者から話が聞けてよかった」「大変勉強になった」「新しい気づきや再認識できたことがあった」などの感想がありました。

今後も、保護者・教職員として、子どもたちに平和な未来を伝えられるように自分自身が生き、子どもたちを支え、見守りながら、いのちが大切にされる社会をめざして日々実践していきたいと思います。ご協力いただいた皆様、ご参加いただいた皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

阪神・淡路大震災18年 児童・生徒、教職員 - 追悼の夕べ -

阪神・淡路大震災18年 児童・生徒、教職員  - 追悼の夕べ -
阪神・淡路大震災18年 児童・生徒、教職員  - 追悼の夕べ -
阪神・淡路大震災18年 児童・生徒、教職員  - 追悼の夕べ -
神戸市立桂木小学校合唱団による追悼の歌で始まり、黙祷をおこないました。その後、泉雄一郎執行委員長と大西孝兵庫県教育長が「1.17への思い」を語り、今後も、震災の経験と教訓を生かし、兵庫だからこそできる東日本など各地への継続した支援にとりくむととともに、防災文化の創造と防災教育の充実をはかっていくことを参加者とともに誓い合いました。
後半は、メモリアルコンサートとして、「Ding Dong Ringers」によるハンドベル演奏、西宮支部の松田直樹さんの語り(一部を下記に掲載)と「アンサンブルROOMs」によるマリンバアンサンブル、最後に全員で「しあわせ運べるように」を歌い、幕を閉じました。

<松田さんの語りより>
当時、西宮市内の小学校で5年生を担任していました。新任4年目で、ようやく学校の仕事の様子が分かってきたころでした。
1995年1月17日、起床していた私は突然大きな揺れを感じました。幸い、自宅は本棚が倒れた程度で、大きな被害はありませんでしたが、テレビで見た映像は衝撃的なものでした。「学校はどうなっているだろうか。とにかく行ってみよう」と明るくなるのを待って学校へ向かいました。
学校に着くと、門の前に数人の方が待っておられました。門を開け、一緒に校内に入りました。体育館はたちまち一杯になったので、他の教職員とも手分けして教室の鍵を開けて行きました。机はばらばらの向きに散らばり、テレビや重い棚が倒れて酷い状態、ブラウン管や花瓶が割れて散乱していたのでまず掃除をし、室内を整頓しました。近所の方が次々と学校に避難してこられました。
児童の安否確認をするうちに、私の担任するクラスの一人の男の子が酷いけがをしたらしい、という情報が入ってきました。急いでその子の家に行ってみると全壊、屋根だけになった家を見て、体中が震えました。どこかの病院に行っているはずだと探しているうちに、学校近くに入院していることが分かりました。すぐにその病院にかけつけました。
けがをされた多くの人の中を探していると、その子のお母さんの姿が見えました。けがをして車いすに乗っていたお母さんは、「先生」とおっしゃった後は言葉にならず、泣き崩れられました。何があったのかと思いましたが、その後、男の子がいる部屋に入ってみて、全てが分かりました。
お母さんは、
「顔を見てやってください。体をさわってやってください。」
と言われました。手も足もまだ暖かです。お母さんの話では、たんすが額の上に倒れてきたとのことでした。体はほとんど無傷なのに額だけが傷ついていました。その子は運動が得意な子で、陸上のリレー選手として市内の大会に出場していました。1月末に予定されていたマラソン大会にむけても自主的に練習していました。その年の目標を書いた書初めに「マラソンをがんばる」と書き、とても楽しみにしていました。クラスのみんなに愛され、慕われている存在でした。その子が。自分の担任の子どもが命を落としてしまった。ショックは強く、自分の体の震えは止まりませんでした。
数日後、ようやく大阪府内で葬儀をおこなうことができました。大阪府内は西宮とちがい、震災の影響はほとんど感じられません。町はいつもどおりに動いていました。葬儀が終わった後、お料理と少々のお酒をいただきました。震災直後からずっと学校に詰めていたので、大変おいしく感じました。お父さんにその事を話すと、「先生、それでいいんです。生きているからそう感じられるんです」そして、こうもおっしゃいました。
「優しい息子だから、家族の身代わりになってくれたんだろうなと思っています。」

その時の学年は引き続き6年生でも担任しました。クラス替えはあったものの、子どもたちは亡くなった男の子をクラスの仲間としていつも気にかけてくれ、本当に心優しい仲間でした。「生きていることが何より」そのことが強く心に刻まれた私は、担任として指導が甘くなってしまう場面もあったかもしれません。しかし、「無事に学校に来て、学級にいてくれる」ことは当たり前のようだけど、尊いことであるということは強く感じたことですし、また、いつまでも忘れてはいけないことだとも思っています。

全国から受けた支援を何らかの形で返したいと思い、できるだけボランティアに参加しようと思ってきました。海洋汚染の事故、豪雨による災害、一昨年は東日本大震災の被災地。しかし、行く度に感じたのは自分の無力さです。自分はボランティアの期間が終わり地元に帰れば元の生活に戻れる。しかし、被災地の方々は被災の現実から逃れることができない。
東日本大震災の津波の被害は、阪神・淡路の被害とは異なった厳しい現状がありました。何もかも波がさらっていった被災地の状況は強い喪失感がありました。津波に直面した人はどんなに怖かっただろう。復興していくには大変なエネルギーがいるだろう。初めて被害の実態を見た私は、やはり体の震えが止まりませんでした。16年前と同じでした。
現地での活動中も地元に帰ってからも考えていました。被災された方々に自分に何ができるのだろう。はっきりした答えはありませんでした。でも、一つだけ思っていることは、被災地のことを決して忘れないようにしよう、いつも心にとめておこうということです。
これからも自分がかかわる子どもたちには、仲間を大切にし、命の尊さを感じながら学校生活を過ごしていくよう、一緒に考えていきたいと思っています。

ひょうご教育フェスティバル(第62次兵庫県教育研究集会)開催

ひょうご教育フェスティバル(第62次兵庫県教育研究集会)開催
ひょうご教育フェスティバル(第62次兵庫県教育研究集会)開催
ひょうご教育フェスティバル(第62次兵庫県教育研究集会)開催
11月10日(土)~11日(日)の2日間、川西市において「ひょうご教育フェスティバル(第62次兵庫県教育研究集会)」を開催し、延べ約5,100人(うち、保護者・地域の方・子ども等は約700人)の参加を得ました。本集会は、「開かれた教研」として8年目を迎えました。

全体会のオープニングは、地元川西の小・中学生による躍動感あふれる“ヒップホップ&ジャズダンス”。
記念講演は、沢知恵さん(歌手 コモエスタ・ともえ基金代表)をお招きし、「ありのままの私を愛して ~沢知恵ピアノ弾き語り~」と題しておこないました。圧倒的迫力のピアノ弾き語りで世代を越えて支持されている沢さんの歌には、人権、多文化共生など多方面にわたる多くのメッセージが込められていました。

分科会は、第1分野「子どもを中心にすえた 楽しい学校づくり」、第2分野「地域と手をたずさえて 子ども・保護者の願う教育改革」と特別分科会「生きる力を育む教育」の24分科会で構成し、分会教研、支部教研へと積み上げてきた教研活動の実践を交流しました。今次教研には399本のリポートが提出されましたが、そのうち保護者・地域からも過去最高となる32本のリポート提出がありました。

記念事業の「子どもの育ちを考えるシンポジウム」は、(財)こども教育支援財団との共催で、テーマを「生命と心の教育について -発達障害を中心に子ども理解をいかにすすめるか-」として開催しました。今回はグループ討議もおこない、子ども理解をいかにすすめ、子どもの権利をどのように守っていくかを語り合いました。
ステージ発表・子ども体験発表は、両日の昼休みの時間に開催しました。「和太鼓演奏」「クラウンパフォーマンス」「民舞ステージ」「サイエンスショー」「沖縄エイサー」が発表されました。
展示・体験コーナーでは、ボランティアの参画や諸団体の協力を得て、「自然素材を使った木工クラフト」「夜間中学校に学ぶ人々」「平和パネル」「ジャグリング体験」「フラワーアレンジメント」「折り紙体験」など阪神地区の特色あるコーナーも開設しました。また、「親子料理教室」「スタンプラリー」も実施し、多くの子ども・保護者の参加がありました。

私たちは今後も、創造的な教育研究活動の定着・発展と、保護者・県民の信頼に応える教育力量の向上をめざして、「いきる つながる みちひらく ~自立と連帯・共生の学びと教育~」をメイン・テーマに教育研究活動をすすめていきます。
ご支援・ご協力をいただいた皆様に心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。


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