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兵庫県教職員組合

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第44回教育課程編成講座

第44回教育課程編成講座
第44回教育課程編成講座
第44回教育課程編成講座
後期の講演会では、畑中 通夫さん(施設で生活する子どもたち支援研究会 共同研究者)が「『施設で生活する子どもたち支援研究会』10年のあゆみと今後の課題」と題して講演をおこないました。畑中さんからは、支援研究会10年のとりくみであきらかになった学校の課題をまとめていただくと同時に、児童養護施設の小規模化・地域分散化といった現在の施策などの状況や、関係機関と連携しながらすすめていく手だてなど、「家族を頼れない子どもたち」への支援のために、今後どのようなとりくみをすすめていくべきか、わかりやすくお話いただきました。

参加者からは、「地域や学校が連携して、自立した子どもを育てていけるようにいろいろな方面への働きかけが必要だと感じた」「おとなの都合で施設に入らざるを得ない子のほうが多いのに、なかなか地域全体で子どもたちのことを考えられないのは問題だと思う」「結婚式の話を聞き、改めて子どもにとって心の支えとなる場所の存在の大切さを感じた」などの感想がありました。

午後からは、教科系の10分科会にわかれて分科会が開催されました。協力研究所員や研究所員が中心に、全国教研の還流や、授業で役立つワークショップなどの講座、実技などが企画され、参加者は積極的に活動に参加し、熱心な討議や地域間交流をおこないました。

次期学習指導要領が告示され、今後学校現場では移行期の教育課程をどのように編成していくのかについて議論がなされます。私たちは引き続き、「ゆたかな学び」を具現化するための教育課程の創造的編成にとりくむとともに、体験を通して、ゆたかな人間性や社会性をはぐくみ、「生きる力」を身につける等、子どもが主体となる創意工夫をこらした教育実践の推進をはかっていく必要があります。編成講座での学びを生かした実践をすすめ、今秋の第67次兵庫県教育研究集会においてさらに討議を深めます。

第40回兵教組平和教育実践交流集会

第40回兵教組平和教育実践交流集会
第40回兵教組平和教育実践交流集会
第40回兵教組平和教育実践交流集会
開会行事に引き続き、「1.19明石大空襲を語り継ぐ」と題してあかし教育研究所の運営委員から講話をお聞きし、その後、明石の小・中学校のとりくみとして「平和学習でめざすもの」「平和の願いを歌声にのせて」の実践報告がありました。

参加者からは、「戦時中のことを語ることができる人が少なくなってきているなかで、私たち今を生きる人間が、正しい歴史認識のもとに真実の戦争史を次世代に語り継いでいくことが大切だと感じた」「演劇を通して全校生に自分たちの思いを伝えようという発想に感心させられた」という感想が寄せられました。

午後は、平和教育部会の研究所員から「明石空襲と学徒勤労動員の記憶を追体験する」「地域に残る戦跡等から戦争を考える」というテーマで実践の提案がありました。その後、8つのグループに分かれて各地域のとりくみの交流をおこないました。地域によって修学旅行の行き先や、平和教育の部会の有無にちがいがあるなど課題があるなかで、それぞれのとりくみが交流され、平和教育をどのように広げていくのか熱心に討議されました。

集会終了後は、明石公園内にある「明石空襲の碑」を訪れ、現存する資料や当時の証言をもとに、これまでのとりくみを語り継ぎ未来へつないでいこうとする明石の平和教育の思いを共有しました。

参加者からは、「ヒロシマも大切だが、もっと自分たちの住む地域のことを学ぶ必要を感じた」「子どもたちにとって心にひびき、おとなになっても心の中に残っている平和教育学習をどう計画していくかが大きな課題だと感じた。先輩の教職員から学び、多面的に学習していきたい」「こうして夏の1日を平和について考える日とすることは日本人としてとても大切なことではないか」と感想が寄せられました。

今回の集会をひとつの契機として、「戦争をなくせば平和」という平和観にとどまらず、地球規模の問題ととらえて平和・人権・環境・共生にむけた教育をすすめる必要があります。またその実現のために「ゆたかな学び」を追求していかなければなりません。

平和教育部会では、知識や価値観を一方的に教え込むのではなく、子どもたちが自ら考え判断したり、感じていることを教室で自由に討論したり表現したりできる学習が大切であることを提起しています。また、今日的課題から教職員が必要だと考えている内容をいかに扱うのか、その方法を工夫し、実践し広げていく必要があると考え、『平和教育実践ガイド』を11月に発刊する準備をすすめています。

県内各地域組合・分会で、それぞれの地域・子どもの実態に応じて、戦争体験の継承、地域素材の掘り起こしとその教材化を推進し、兵庫における平和教育をいっそう深化・発展させていきましょう。

勤務時間の適正化にむけて②

勤務時間の適正化にむけて②
勤務時間の適正化にむけて②
勤務時間の適正化にむけて②
連合総研の『報告』を受けて、日教組は「教職員の過重労働や超過勤務を解消するための15の緊急提言」をまとめ、2月27日に記者会見をおこないました。

兵庫県では、全国に先駆けて「勤務時間の適正化」にとりくみ、学校や地域で差はあるものの、定時退勤日やノー部活デー、業務の削減がすすめられてきました。兵庫県教育委員会『教職員の勤務時間適正化新対策プラン』の重点的なとりくみのひとつであった「児童・生徒と向き合う時間の確保」は、わずかながら成果が出ています。
しかし、「超過勤務の縮減」は全くできておらず、増加している学校が多数あります。増え続ける教育内容に対応するため、削減分を上回る業務があり、超過勤務が常態化しています。
「勤務時間の適正化」を実現するため、国の教職員定数改善、支援スタッフの配置拡充、教育政策の見直しなど、抜本的な改善が不可欠です。連合総研の『報告』、日教組「緊急政策提言」をもとに、保護者・地域住民・働く仲間の皆さんとの社会的対話を広げ、教職員定数改善を地域の声として、もとめていきましょう。
子どもたちがいきいきと学ぶことのできる学校であるために、教職員が働きやすい職場、やりがいのある職場づくりにとりくみましょう。

※連合総研(連合総合生活開発研究所)
働く者のシンクタンクとして1987年12月1日発足。勤労者とその家族の生活の向上、経済の健全な発展と雇用の安定に大きく寄与することを目的に、内外の経済・社会・産業・労働問題など、幅広い調査・研究活動をすすめています。

『ひょうご2016 こどもの詩と絵 第37集』表彰式・発刊集会開催

『ひょうご2016 こどもの詩と絵 第37集』表彰式・発刊集会開催
『ひょうご2016 こどもの詩と絵 第37集』表彰式・発刊集会開催
『ひょうご2016 こどもの詩と絵 第37集』表彰式・発刊集会開催
『ひょうご2016 こどもの詩と絵 第37集』の表彰式・発刊集会を、2017年3月5日(日)に開催しました。当日、県内各地より約850人の子どもたちや保護者の方に来ていただきました。ピアノやトランペットの演奏を聴いたり、みんなで歌ったりという、ミニコンサートをおこないました。その後、「詩」と「絵」それぞれ学年の代表者として表彰状を受け取る子どもたち、「詩」の朗読をする子どもたち、「絵」の説明をする子どもたちが舞台に上がり、晴れ晴れとした顔を見せてくれました。

兵庫県教職員組合は、多くの教職員からの「協賛金」に支えられ、「就学援助事業」、「東日本大震災・熊本地震に伴う被災地からの転入児童・生徒への就学支援」等の教育文化・社会貢献事業をおこなっています。その一つとして、『ひょうご こどもの詩と絵』の表彰式・発刊集会はおこなわれています。1979年の国際児童年を機に創刊され、今回で通巻第37集になりました。

今年度は、県内各地の教職員の協力により「詩」640点、「絵」2,010点の作品が集まりました。子どもたち自身がそれぞれの生活をみつめた作品、自然の美しさに感動して表現した作品、おとなが気付かないような発想の作品、心の葛藤を表現した作品等がありました。その作品一つひとつには、子どもたちの感性があふれています。それぞれ7人の選者の方々に、「絵」と「詩」の選考をお願いしました。多くの作品の中から、「詩」130点と「絵」245点が選ばれて、第37集に掲載されています。

作品が掲載されている子どもたちには、『こどもの詩と絵 第37集』を贈呈しています。子どもたちの感性を大切にしたこのとりくみを、今後も続けていきたいと考えています。

2016年度 社会貢献事業 車椅子・福祉自動車・児童養護施設支援 寄贈式

2016年度 社会貢献事業 車椅子・福祉自動車・児童養護施設支援 寄贈式
2016年度 社会貢献事業 車椅子・福祉自動車・児童養護施設支援 寄贈式
2016年度 社会貢献事業 車椅子・福祉自動車・児童養護施設支援 寄贈式
寄贈式では、車椅子1台、福祉自動車2台を寄贈しました。また、児童養護施設等への支援事業では2施設に支援をおこないました。
参加者交流では、分会代表、施設代表の方から、協賛金賛同者・共催団体への感謝の言葉や施設の状況の報告などがありました。
福祉自動車の寄贈を受けた施設代表は、これまで保護者に頼っていた利用者の施設への送迎を実施できること、送迎車の不足で入所を断っていた方も受け入れ可能になることなど、福祉自動車の活用方法について喜びの言葉とともに話されました。また、児童養護施設の代表からは、施設でくらす子どもたちの様子や課題をお聞かせいただくとともに、30を超える県内の施設に対する支援への要望も受けました。
この事業を通じて、県内の障害者施設、障害児教育、児童養護施設に携わっている人々との連帯・交流を深めることができました。
障害者差別解消法の趣旨を生かし、「ともに生き、ともに学ぶ」社会、「障害者の自立」をめざして、これらの支援事業が、みなさんの生活に少しでも役立てられることを願っています。
※寄贈式の様子は、組合員専用ページに動画を掲載しています。

今後も、この事業の趣旨およびこれまでの経緯を踏まえ、兵教組の教育文化・社会貢献事業の充実と発展をめざします。引き続き皆様のご協力をお願いいたします。

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