兵庫教育文化研究所
兵庫教育文化研究所(以下、研究所)は、1977年に兵庫県教職員組合が設立した教育研究所です。
研究所では、子どもを中心にすえた教育改革をおこない、教職員が教育課程の創造的な編成をすすめるために、研究所員(約110人:県内各地域組合の組合員)、協力研究所員(約70人:大学での研究者等)と研究所事務局が一体となって教育実践・研究をすすめています。
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兵庫県教育研究集会(ひょうご教育フェスティバル)
毎年11月の第2土・日に開催
分科会
24の分科会にわかれ、日頃の教育実践をもとに、教職員・保護者・県民のみなさんが語りあいながら、教育研究活動の発展と教育力量のさらなる向上をめざします。
教育シンポジウム・講演会
保護者、学校、NPO、教育行政等が、それぞれの立場から課題解決にむけて、様々な提言がなされます。
教育課程編成講座
8月上旬
「わかる授業・たのしい学校」の実現をめざした教育課程の編成と創造的な教育研究活動をすすめるため、教育実践の研究・交流を深める場として、毎年8月上旬に実施しています。
教育課程学習会
12月~2月
教育課程実態調査をもとに、子どもの意欲を高め、学ぶ楽しさを生みだす教育課程の創造的編成のために、県内各地域組合で学習会を開催しています。
部会・授業研究
教科系9部会 課題別11部会
研究所員(約110人:県内各地域組合の組合員)、協力研究所員(約70人:大学での研究者等)で構成され、学校現場と一体となって研究をすすめています。
部会
- 日本語教育
- 外国語教育
- 社会科教育
- 算数・数学教育
- 理科教育
- 美術教育
- 音楽教育
- 技術・家庭科教育
- 保健・体育
- 生活指導
- 人権教育
- 防災教育
- インクルーシブ教育
- 国際連帯・多文化共生教育
- 平和教育
- ジェンダー平等教育
- 食・環境教育
- メディア・リテラシー教育と文化活動
- 教育課程
- 学校行財政
各種刊行物
兵教組第6次提言
現代の教育を取り巻く課題に対しての教育現場からの発信として、2021年2月に兵教組が策定した提言です。2030年の社会を展望し、「誰一人取り残さない」というSDGs の理念をふまえ、多様な子どもたちに寄り添い、保護者や地域とのつながりを大切にした社会的対話をすすめていくためのものです。
研究所だより「インターポート」
研究所だより「インターポート』を発行し、「学力問題」や「虐待」等、その時々の課題・授業研究会・臨地研修・フィールドワーク等の報告を掲載しています。
所報『こどもと教育』
新しい時代を創るこどもの教育研究誌として、兵教組・研究所の開催した兵庫県教育研究集会や教育課程編成講座の教育シンポジウムの内容や調査研究の分析結果、研究所協力研究所員等からの教育時事問題に関する提言等を掲載している所報です。毎年2回発行しています。必要に応じて臨時増刊号も発刊していきます。
学校発・兵庫の教育改革
学校現場の実態を調査した「学校の教育課程実態調査」の結果をもとにして、学校・子どもたちの実態をふまえた教育課程編成のための学習・討議資料として、毎年作成しています。各地域組合・分会における教育課程学習会で使用し、より詳しい内容を掲載したWeb資料も組合員専用ページから閲覧することができます。
防災(減災)教育関連
1995年に起きた阪神・淡路大震災以降、兵庫県教職員組合は、教育の復旧・復興に全力をあげてきました。同年、11月に学校現場の状況やとりくみ、当面の課題についての提言等をまとめた『阪神・淡路大震災と学校』を発刊しました。また、2005年には震災10周年を機に当時の被災状況や教育関係者のとりくみをふりかえり、その成果や課題を検証するとともに、今後の教育活動に生かすために、兵庫発の防災読本『いのち やさしさ まなび』を発刊しました。
『阪神・淡路大震災と学校』
(1995年11月)
『いのち やさしさ 学び』
(2005年11月) 等
同和・人権教育関連
「同和・人権教育に関する教員の意識アンケート」をもとに、『つながろうやⅠ』、『つながろうやⅡ』を発刊しました。同和・人権教育のとりくみをふりかえり、日常的なとりくみや授業実践、同和・人権問題に関するQ&Aコラムで構成されています。
『つながろうやⅠ』
(2010年8月)
『つながろうやⅡ』
(2011年3月)
各部会発刊物
各部会の協力・研究所員が中心となって、様々な学習資料・リポート等が作成されています。組合員専用ページからダウンロードも可能です。
『平和教育実践ガイド第2集』
平和教育部会(2022年2月)
『子どもの就学保障を考える』学校行財政部会
(2022年2月) 等