教育文化・社会貢献事業
兵庫県教職員組合は、多くの方々からの「協賛金」に支えられ、子どもたちへの就学支援や教育文化・社会貢献事業をおこなっています。
今後も、この事業の趣旨およびこれまでの経緯をふまえ、兵教組の教育文化・社会貢献事業の充実と発展をめざします。
今年度、「車椅子・児童養護施設支援等 寄贈式」と「『ひょうご こどもの詩と絵 第43集』表彰式・発刊集会」を3月5日(日)の同日に開催させていただきました。
20年度の主な事業概要
1. 就学援助事業
県内の公立小学校・中学校・中等教育学校および特別支援学校(養護学校)に在学する小学校6年生、中学校3年生の要保護家庭・準要保護家庭の児童・生徒を対象としておこなっています。また、引き続き東日本大震災・熊本地震の影響で兵庫県内に避難してきている児童・生徒も対象に加えました。
年度は、児童・生徒4,629人、東日本大震災・熊本地震による避難児童・生徒9人に就学助成物品を届けました。
兵庫県民大学は、ひろく県民に開かれた大学として、兵庫における教育文化にかかわる研究・啓発・創造活動をおこなうことを目的に、地域組合教育研究集会講演会等と共催して開催しています。
年度は、合同開催を含め14地域組合に助成をおこないました。
2. 社会貢献事業
(一財)兵庫県学校厚生会、(一財)兵庫県教育会館、(公財)日本教育公務員弘済会兵庫支部に共催いただき、「車椅子支援事業」「福祉自動車等支援事業」「児童養護施設等への支援事業」をおこないました。
年度は、児童養護施設等への支援事業では3施設に支援をおこない、車椅子は2人に贈呈しました。
これまでのとりくみにより、福祉自動車136台、車椅子557台、施設支援43施設への寄贈をおこなってきました。
3. 研究助成事業
地域組合の教育研究委員会に対して助成や、分会への研究助成をおこなっています。
年度は、28地域組合の教育研究委員会への助成と4地域組合に特別研究助成・3つの分会に分会助成をおこないました。
4. 「ひょうご こどもの詩と絵」
1979年の国際児童年を機に、「詩」や「絵」をとおして、子どもたちの生活や自然をみつめる眼、おもしろい発想など、一人ひとりの表現を大切にする活動として、「ひょうご こどもの詩と絵」を発刊しています。
第43集(20年度)には、詩110篇、絵200点(応募点数:詩555篇、絵1,663点)が掲載されています。